器具の種類(全7種類)
キスを水洗いする際に、数十匹まとめて綺麗に水洗いするための器具です。シンプルな器具ですが高性能です。重宝します。お勧めです。
開拓番号013 魚種別ウロコ取り具のTYPE鱚と同じものです。
https:dompotime.com/2-2-clear-013-type-betu-uroco/013-type-betu-uroco-01-home.html
https:dompotime.com/2-2-clear-013-type-betu-uroco/013-type-betu-uroco-01-home.html
大漁に釣れた小型鱚をザクザク捌く器具です。④番のピンキスローラーと合わせて使うと100匹を超える小型鱚でも効率的に腹開き出来ます。
ピンキスを腹開きするための専用器具です。小さい鱚は包丁で捌きにくくなりますが、この器具は逆に小さい鱚の方がサクサク捌けます。下処理は「④キス捌きスプーン」が必要です。
キスの皮剥ぎは難度が高いと言われていますが、そんなキスを普通サイズから小さなキスまでサクサク皮剥ぎして刺身にするための器具です。
(他の小魚も可能ではと思いますが未テストなので不明です。)
(他の小魚も可能ではと思いますが未テストなので不明です。)
小型鱚でも捌ける極細ナイフです。中型鱚ではdompotimeで開拓した「キス無水捌き」に必要な極細ナイフです。
■キス無水捌きとは!■
骨を切らずに身に切れ目を入れて身の繊維に沿って骨から身を剥ぎ取っていく捌き方です。
(キス無水捌きの動画はコチラ!)
■キス無水捌きとは!■
骨を切らずに身に切れ目を入れて身の繊維に沿って骨から身を剥ぎ取っていく捌き方です。
(キス無水捌きの動画はコチラ!)
① キス専用まな板

【用途】
キスを捌くための専用まな板(各種機能付き)
【説明】
今回の「開拓番号010キス100匹」の各器具を使用する時に重宝する「キス専用まな板」を開拓しました。
【機能1】ウロコ取りのための溝加工と端部外堀加工
【機能2】ピンキス捌きスプーン用の湾曲スリット加工>
【機能3】ピンキスローラー用の溝加工
【機能4】まな板の高さのための二枚重ね構造(PE+木板)
【機能5】ヒノキまな板のみ交換可能な二枚重ね構造(PE+木板)
【機能1】ウロコ取りのための溝加工と端部外堀加工
【機能2】ピンキス捌きスプーン用の湾曲スリット加工>
【機能3】ピンキスローラー用の溝加工
【機能4】まな板の高さのための二枚重ね構造(PE+木板)
【機能5】ヒノキまな板のみ交換可能な二枚重ね構造(PE+木板)
【実際の活用動画】
各器具の活用動画でそれぞれの機能を確認してください。
↑動画は開拓中動画のままです。(正式分に順次差替予定)
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。

【用途】
ウロコ洗い出し・身洗い出し
【説明】
キスを水洗いする際に、数十匹まとめて水洗いするための器具です。ダイソーの「水差しポット」に穴を開けたシンプルな器具です。
かなり使用感が良く、大きく時短に貢献してくれるので重宝します。高性能でお勧めです。穴配列や穴径は各鱚サイズで繰り返しテストして最適化しています。
かなり使用感が良く、大きく時短に貢献してくれるので重宝します。高性能でお勧めです。穴配列や穴径は各鱚サイズで繰り返しテストして最適化しています。
【実際の活用動画】
↑動画は開拓中動画のままです。(正式分に順次差替予定)
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。

【用途】
鱚のウロコ取り
【説明】
開拓番号013のTYPE鱚と同じものです。もともとキス100匹捌き具の開拓の一つでした。途中でウロコ取り分野で全魚種制覇を目指すことになったため開拓番号013として分岐させていました。
「①キス専用まな板」を使うとウロコ取りのための機能(キス安定溝堀・シッポ処理付近の外堀)があるため、快適に作業できます。
「①キス専用まな板」を使うとウロコ取りのための機能(キス安定溝堀・シッポ処理付近の外堀)があるため、快適に作業できます。
【実際の活用動画】

【用途】
ピンキスの 腹出し・頭落し
【適合キスサイズ】
快適に捌けるサイズ:8cm~12cmのキス
捌きが可能なサイズ:7cm~15cmのキス
捌きが可能なサイズ:7cm~15cmのキス
【説明】
大漁に釣れた小型鱚をザクザク捌く器具です。腹出しと頭落しだけでも活用できますが、⑤番のピンキスローラーと合わせて使うと100匹を超える小型鱚でも効率的に腹開き出来ます。
スプーンの周囲は尖らせています。スプーン先端はフラットに削って尖らせていません。大量に捌く場合は普通のスプーン柄では手が痛くなるため、取手端部には握り玉を装着しています。
また、普通のスプーンでは軸が曲がって使えなかったため極太軸のステンレススプーンを採用しています。
ハラワタはもちろん背骨周りの血合いもソコソコ除去できます。切腹→ハラワタ除去→頭落しまで一連の流れで作業できます。
ハラワタを除去しないで、頭落し→切腹、の順番とする場合のハラワタ洗いは「②キス水洗い器」で最後にまとめて水洗いすると時短になります
この器具で処理したものを続けて「⑤ピンキスローラー」でローラー掛けすると腹開きまで一気に完了してしまいます。
(①キス専用まな板は必須です)
スプーンの周囲は尖らせています。スプーン先端はフラットに削って尖らせていません。大量に捌く場合は普通のスプーン柄では手が痛くなるため、取手端部には握り玉を装着しています。
また、普通のスプーンでは軸が曲がって使えなかったため極太軸のステンレススプーンを採用しています。
ハラワタはもちろん背骨周りの血合いもソコソコ除去できます。切腹→ハラワタ除去→頭落しまで一連の流れで作業できます。
ハラワタを除去しないで、頭落し→切腹、の順番とする場合のハラワタ洗いは「②キス水洗い器」で最後にまとめて水洗いすると時短になります
この器具で処理したものを続けて「⑤ピンキスローラー」でローラー掛けすると腹開きまで一気に完了してしまいます。
(①キス専用まな板は必須です)
【実際の活用動画】
↑動画は開拓中動画のままです。(正式分に順次差替予定)
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。

【用途】
ピンキスの腹開き(快速)
【適合キスサイズ】
快適に捌けるサイズ:8cm~12cmのキス
捌きが可能なサイズ:7cm~15cmのキス
捌きが可能なサイズ:7cm~15cmのキス
【説明】
大漁に釣れたピンキス~小型キスをザクザクと腹開きしていく器具です。④番のピンキス捌きスプーンで下処理してから使います。100匹を超える小型キスでも効率的に腹開き出来ます。
開拓中に、「叩いたり」「捻ったり」「引っ張ったり」「潰したり」・・を繰り返していて途中で偶然に見つけた捌き手段です。(小さい鱚ほど使い易いです)
(①キス専用まな板は必須です)
開拓中に、「叩いたり」「捻ったり」「引っ張ったり」「潰したり」・・を繰り返していて途中で偶然に見つけた捌き手段です。(小さい鱚ほど使い易いです)
(①キス専用まな板は必須です)
【実際の活用動画】
↑動画は開拓中動画のままです。(正式分に順次差替予定)
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。

【用途】
キスの皮剥ぎ
【説明】
難度が高いキスの皮剥ぎですが、ほとんど失敗なく小さいキスから大きなキスまで釣れた全数をサクサク皮剥ぎしていくことが可能です。
是非、釣れた鱚の全数を刺身にして美味しく食べてください。小さいキスを刺身にすると大型キスの刺身とは全く違う美味しさがあります。難なく皮剥ぎ出来る器具を開拓しましたので、釣れた鱚の全数、例えそれが小さい鱚であっても刺身で美味しくお召し上がりください。
是非、釣れた鱚の全数を刺身にして美味しく食べてください。小さいキスを刺身にすると大型キスの刺身とは全く違う美味しさがあります。難なく皮剥ぎ出来る器具を開拓しましたので、釣れた鱚の全数、例えそれが小さい鱚であっても刺身で美味しくお召し上がりください。
【実際の活用動画】
↑動画は開拓中動画のままです。(正式分に順次差替予定)
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。

【用途】
ピンキス捌き用・キス無水捌き用
【説明】
【ピンキス捌き用】
小さ目の鱚を捌く場合に細長い刃は最適なナイフ形状となります。逆に大型の鱚では、刃幅がある刃だと捌きにくい傾向が出ます。
【キス無水捌き用】
大き目の鱚の場合は、刃で骨を切らず身だけに切れ目を入れたら、あとは手で身の繊維に沿って骨から身を剥ぎ取り、腹膜を一切破らず、骨も一切切断しないで、鱚の身の繊維方向に沿って手で骨から身を剥ぎ取っていき、さらに身を腹膜から剥がしていく捌き方としてキス無水捌きに活用できます。
まな板が汚れず水を一切流さずに捌き続けることが出来るためキス無水捌きと名付けています。
まな板が汚れず水を流さずに捌き続けることが出来ます。
この捌き方はやっていて面白いです。キスの身の繊維方向や骨の方向を考えながら捌くのは意外と楽しいです。通常の捌き方と違った面白さがあって一匹一匹を楽しく捌けます。いつの間にか全数処理が終わるので快適に捌けます。
これも開拓中に、「叩いたり」「捻ったり」「引っ張ったり」「潰したり」・・を繰り返していて途中で偶然に見つけた捌き手段です。
小さ目の鱚を捌く場合に細長い刃は最適なナイフ形状となります。逆に大型の鱚では、刃幅がある刃だと捌きにくい傾向が出ます。
【キス無水捌き用】
大き目の鱚の場合は、刃で骨を切らず身だけに切れ目を入れたら、あとは手で身の繊維に沿って骨から身を剥ぎ取り、腹膜を一切破らず、骨も一切切断しないで、鱚の身の繊維方向に沿って手で骨から身を剥ぎ取っていき、さらに身を腹膜から剥がしていく捌き方としてキス無水捌きに活用できます。
まな板が汚れず水を一切流さずに捌き続けることが出来るためキス無水捌きと名付けています。
まな板が汚れず水を流さずに捌き続けることが出来ます。
この捌き方はやっていて面白いです。キスの身の繊維方向や骨の方向を考えながら捌くのは意外と楽しいです。通常の捌き方と違った面白さがあって一匹一匹を楽しく捌けます。いつの間にか全数処理が終わるので快適に捌けます。
これも開拓中に、「叩いたり」「捻ったり」「引っ張ったり」「潰したり」・・を繰り返していて途中で偶然に見つけた捌き手段です。
【実際の活用動画】
↑動画は開拓中動画のままです。(正式分に順次差替予定)
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。
「部品構成・形状」は正式分と異なるため予めご了承願います。。
今回の設計思想
鱚が100匹以上釣れた時でも、どんなに小さい鱚ばかりであってもサクサク捌ける「小型鱚が主体の捌き器具」を開拓しました。
包丁で捌くような美しさは全くありませんが、生命を尊重し、釣ったキスの全数を捌いて食べるための器具になります。
包丁で捌くような美しさは全くありませんが、生命を尊重し、釣ったキスの全数を捌いて食べるための器具になります。

写真提供:
東海釣り三昧さん(コチラ!!)
●●●●● はちゃめちゃ開拓日誌 ●●●●●
<開拓開始から・・・>
まずはキスの体の観察から始めようってことから開拓が始まってました。当時ってなんと2014年です。あれから11年が経過しての開拓完了です。ながらくお待たせしました。
<お金が軸だけではない個人決済・・・>
これって決済が必要な会社組織では絶対打ち切りになる企画です。お金を軸としない個人決済の強みかもです。皆様も、もう開拓無理ではと思ったかもですが、本人もやっぱり無理かも?と思いつつ継続していました。
<当初・・>
比較的大きなキスをカッターナイフで真っ二つにして、キスの体の「しくみ」を見ることから始めていました。キスを二枚に卸した姿を、じっと詳細まで観察したのは生まれて初めてですね。その結果、まずは捌き方の新しい開拓が必要だと感じていろいろな実験をしました。
まずはキスの体の観察から始めようってことから開拓が始まってました。当時ってなんと2014年です。あれから11年が経過しての開拓完了です。ながらくお待たせしました。
<お金が軸だけではない個人決済・・・>
これって決済が必要な会社組織では絶対打ち切りになる企画です。お金を軸としない個人決済の強みかもです。皆様も、もう開拓無理ではと思ったかもですが、本人もやっぱり無理かも?と思いつつ継続していました。
<当初・・>
比較的大きなキスをカッターナイフで真っ二つにして、キスの体の「しくみ」を見ることから始めていました。キスを二枚に卸した姿を、じっと詳細まで観察したのは生まれて初めてですね。その結果、まずは捌き方の新しい開拓が必要だと感じていろいろな実験をしました。

<次にやったこと・・3D観察>
比較的大きなキスを骨だけにすることにしました。じっと観察しながらじっと考えます。

<キスの骨の基本的な構造>
骨を取り出しに成功した骨の写真です。
これを見つめてじっと観察します。 とりあえずはキスの骨の基本的な構造は頭に入りました!

<改めて「骨と身」、「身と腹膜」を観察・・・>
キス骨の標本を作成しましたが、腹膜と身の関係や、腹膜と腹骨の関係も頭に入れ込みました。

<キスの腹部分は三角形の骨>
キスの骨を正面から見てみると腹の部分は三角形でした。たしか板前さんなどは魚の骨を完全に把握しているそうです。捌き方を考えるにはやっぱり骨を知らなければいけません。とにかくいろんな角度からじっと観察する必要がありました。
・・・ですが。いつまで経っても、コレだっ!という糸口(サプライズ)に出会いません。なので、いつものように無計画で何でもやってみる方向にシフト。叩いたり。捻ったり。引きちぎったり。潰したり。圧力空気を骨の間に入れてみたり。・・・いろんなことをしました。!

<ディスクトップ背景画像>
平日は毎日が骨を見つめる日々が続きます。とうとう会社のパソコンのディスクトップ背景画像もキス骨に・・・。
それでも解決策は浮かびません。
したがって、前回に決めた、とりあえず何も考えずに無計画にキスをいろんな捌き方で捌いてみる作戦継続です!

<キス釣りトーナメンターさんの協力体制>
毎週、もしくは毎日のように捌きテストをしました。
必要となるのがテスト用のキスです。ここでも、またまたキス釣りトーナメンター(知久馬さん)の協力で、毎週土曜と日曜、もしくは平日でも、必要な時には約30~100匹程度のキスが運び込まれる環境がありました。おそらくはこの11年間に6千匹~9千匹はテスト用キスが運び込まれたと思います。

<数年が経過して・・・>
数年が経過して、ある構想の捌き方を簡易に試作してテストしてみた結果、新しい捌き方に出会いました。 写真のような感じになります。身残りも少なく良いかも?という結果に! しかも内臓の袋も破けないので台所が綺麗で水道水もほとんど使いません。

<振り返ると・・・>
2014年に開拓スタートして着々と進んできたものの、その間、基本構想が二転三転したり、考え方が振り出しに戻ったりで時間が過ぎていき、なんと10年も過ぎて2026年に出品となりました。
当初は、何らかの機械にキスを放り込んだら、機械の出口から捌かれたキスが落ちてくるみたいな無茶な構想からスタートしましたが、数年たって、そこは断念して捌き具に転向したものの、その期間で実験から得た情報が活かした感じで、今回の各種の器具になっています。当初の目標には届きませんでしたが、いくつかは面白いものが出来たと安堵しています。(祝)
開拓の変遷(試作期写真集)
⓪キスの骨配置と骨形状(骨観察用の写真集)
①キス専用まな板 ・・・・・試作期写真集
②キス水洗い器 ・・・・・試作期写真集
③魚種別ウロコ取り具 ・・・・・試作期写真集
④ピンキス捌きスプーン ・・・・・試作期写真集
⑤ピンキスローラー ・・・・・試作期写真集
⑥皮剥ぎ器(キス・小魚) ・・・・・試作期写真集
今回開拓した各器具(③④⑤)を使用する場合は必須です。