作業分類毎に手順や注意などを詳しく説明しています。 参考にして頂いて、個人で一番やりやすい方法を見つけてください。 対応する「ムービー編」も相互に見て頂くと解りやすいと思います。
handmadetool無限仕掛の各部名称です。機能は、「ハリスを揃えてカットする部分」と、 「漁師結びでエダスを結んでいく部分」と、「その他機能の部分」で構成されています。
この漁師結びはラインの途中でエダスを結べる画期的な結び方です。よくこんな結び方があったものです。 この結び方は意外にも尺キスどころかスズキが掛かっても簡単には抜けないようです。 handmadetool無限仕掛は、この漁師結びのしくみを土台にして作られたものです。まずはコレを覚える必要があります。
漁師結びはすぐに慣れます。慣れてくるとテレビを見ながらでも難なく作業可能です。
その快速快適な作業状況をムービーで紹介しています。
見て頂くと一目瞭然です。 ムービーは依頼者kisuchikuさんの作業状況です。
めちゃくちゃ早いので僕も最初はビックリしました。気持ちよく作業が進んでいきます。
「枝針部品長さ」、「ハリス長さ」、「エダス間隔」の各種初期調整をします。
1
まず、枝針部品のハリスを一定の長さにカットする治具の調整です。
(刃は市販カッター刃です)
2 フック掛けのツマミを回すとフック掛けが移動できます。カッター刃との間隔が調整できます。
3 次に「ハリス長さ」を調整します。写真のように後ろの工程で針を掛ける部分の調整です。
4 フックスタンドの蝶ネジを緩めて、下部ツマミを回し「フック掛け」の高さを調整します。
5 最後に「エダス間隔」を調整します。後の工程で写真のようにUターンロッドをラインが往復します。
6 Uターンロッドの下部ツマミにててエダス間隔の約半分に調整します。ツマミは強く締めてください。
まずは枝針部品の準備をします。本体の後ろ側にハリスをカットする治具があります。 フック掛けのツマミを回すと位置が調整できますのでハリスを好きな長さに揃えてカットできます。 揃えてカットした枝針部品は専用の枝針ケースに収納します。 カッター刃は取り替えなくともずっと使えそうですが、市販のカッターの刃を使用してますので取替は可能です。
1 針を結びます。ここでは針結び機を使用しています。
2 フック掛けに針を掛けて、カッター刃の下にラインを潜らせてカットします。
3 専用の枝針ケースに収納します。あとの工程でこの専用ケースが活躍します。
専用の枝針ケースを作りました。 鉄板が内臓されており、本体のネオジム磁石にセットできます。単純ですがかなり利便性高いです。 さらにハリス長さに合わせて底を調整できるようにしています。 収納本数は、コンパクトながら約100本程度入ります。 剥がせるシールをケースに貼って針種類やハリスなどの情報を書き込んでご使用ください。
1 枝針ケースの構成部品です。パイプの中には深さ調整用の円筒スポンジが入っています。
2 円筒スポンジは鉛筆などで簡単に上下できます。
3 枝針ケースは1個を標準付属しています。トーナメンターであれば7個くらい必要でしょう。
4 収納状況です。逆さまにしても大丈夫です。剥がせるシールでラベルを貼ってお使いください。
5 土台の裏側には磁石吸着用の鉄板が2枚付いています。
6 本体にセットしているネオジム磁石に立てて使います。倒れる心配がありません。
ノズルに漁師結びしたループを連続で掛けていきます。 この装置の特徴はこの作業にあります。 ムービーでも紹介してますが慣れると快速かつストレスなく作業できるようです。 写真はラインが見えるように太い糸を使っています。 まずは実際の動きを作業ムービーでイメージを確認してからが解りやすいと思います。
1 まずは輪を作ってノズルに掛けてからスタートになります。
2 Uターンロッドに掛けて折り返してきます。往復の長さがエダス間隔になります。
3 ココからは漁師結びの手順に沿ってラインを編みます。(輪の形成)
4 輪を形成したら、輪のクロス部分を親指で押さえます。
5 輪に右手の指を入れていきます。
6 ラインを引き出して輪を大きく広げます。
7 手首を返して輪を捻っていきます。
8 さらに手首を返して輪を捻っていきます。
9 ひっくり返された輪です。
10 ひっくり返した輪の中から中指でラインを取りにいきます。
11 中指でラインを取って保持したところです。
12 今度は人差し指で手前のラインを潜って奥のラインを取りにいきます。
13 人差し指で手前のラインを掛けにいきます。
14 人差し指で手前のラインを掛けてラインを上げたところです。
15 奥のラインを人差し指で取って親指で摘みます。
16 ラインを摘みあげます。
17 さらにラインを引き出してノズルへ運びます。
18 漁師結びのハリスを通す部分をノズルに掛けます。
19 ラインを丁寧に引いて軽く締めていきます。
20 さらに丁寧にラインを絞り込んでいきます。
21 結び目が絞り込まれました。
22 ラインは必ずそのまま直接にターンさせてUターンロッドに誘導していきます。
23 再びラインがUターンロッドをターンします。これを繰り返し「漁師結び」で掛けます。
24 実際にはこのような感じになります。これで50本くらいの無限仕掛になります。
最後の作業です。枝針を結び付けていきます。・・・と同時に仕掛巻きに巻いていきます。 無限仕掛を作る場合は、この同時に仕掛巻きに巻いていく作業がポイントになります。
1. 枝針ケースから枝針部品を抜き取ります。
2. ノズルに枝針部品のハリスを差し込みます。
3. 針をフック掛けに掛けます。(フック掛けにパテを巻くと作業性が良くなります)
4. 漁師結びをノズルから引き上げつつ絞っていき小さくなったら抜き上げます。
5. ノズルの頂部でクッという感じまで締めます。
6. ラインを切って出来上がりです。仕掛巻きに巻いたら作業1から繰り返します。
7 エダスにビーズを入れたい場合について書いておきます。写真は市販されているビーズトレーです。
8 ビーズを枝針部品のハリスに通します。あとは同じようにノズルに差し込むだけです。
9 確認できている市販ビーズ径よりもノズル径が小さく落ち込みません。(φ1.5mm)
まずは依頼者kisuchikuさんからの情報です。
フック掛けのネジ部分に空調用パテ(不乾性粘土なのでいつまでも柔らかいです)を付けておくと針がピタッと離れないのでお勧めとの事。
右の写真のようにネジ部分に僅かに巻き付けるだけです。
作業状態を見せてもらいましたがコレは必需品だと思いましたのでビニールに入れて標準付属品として付けています。 その他、両面テープを巻くのも有効のようです。
(by kisuchikuさん)
次も依頼者kisuchikuさんからの情報です。
結び目に水を付けて摩擦熱が起こらないようにする事は一般的に良くされているようですが、
その場合の水の付け方です。
指で挟んだ結び目にスポイドでチュッと付けるのが良いそうです。
水は付ける人と付けない人がいるようですが、付ける人は参考にしてください。
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