作業分類毎に手順や注意などを詳しく説明しています。 参考にして頂いて個人で一番やりやすい方法を見つけてください。 「ムービー編」も相互に見れるようにリンクボタンがありますので相互に見て頂くと解りやすいかと思います。

    handmadetool無限仕掛 カスタム万能タイプの各部名称です。
    代表的なセットとなる「キス釣り基本オプション編」を使って説明していきます。

    この漁師結びはラインの途中でエダスを結べる画期的な結び方です。本治具はこの漁師結びを使う治具となっています。 この結び方は尺キスどころかセイゴが掛かっても簡単には抜けないようです。まずはコレを覚える必要があります。

    喰わせサビキなど、青物などの大型魚でははハーフヒッチでさらに編み込みするそうです。カスタム万能タイプでは編み込みするためのラインを結び目から残すためにノズルの貫通長さ12cmを確保しています。

    漁師結びはすぐに慣れます。慣れてくるとテレビを見ながらでも難なく作業可能です。 その快速快適な作業状況をムービーで紹介しています。 見て頂くと一目瞭然です。 ムービーは依頼者kisuchikuさんの作業状況です。 めちゃくちゃ早いので僕もビックリです。
    気持ちよく作業が進んでいきます。

    「枝針部品長さ」、「ハリス長さ」、「エダス間隔」の各種初期調整をします。

    まず、枝針部品のハリスを一定の長さにカットする治具の調整です。
    (刃は市販カッター刃です)

    ハリスカッターのフック側掛けのツマミを緩めて移動するとカッター刃との間隔が調整できます。

    次に「ハリス長さ」を調整します。写真のように後ろの工程で針を掛ける部分の調整です。

    フック掛けを挟んでいる上下のネジを緩めて高さを調整します。

    最後に「エダス間隔」を調整します。後の工程で写真のようにUターンロッドをラインが往復します。

    Uターンロッドの下部ツマミにててエダス間隔の約半分に調整します。ツマミは強く締めてください。

    上説明をムービー版で見れます。コチラからどうぞ →

    枝針部品(ハリス付き針)の準備をします。オプションのハリスカッターを使った場合で説明します。ハリスを計画した長さに正確に切断できます。正確に切断できるため結び目からの余長が出ないように予め計画することで、結んだ後の切断手間も無くなります。

    枝針部品を収納するキス(小魚)用枝針ケースもオプション品があります。また、カッター刃は取替は必要なさそうですが市販のカッター刃ですので取替は可能です。

    針を結びます。ここでは針結び機を使用しています。

    フック側に針を掛けて、カッター側のスリットにラインを落として切断します。

    キス(小魚)用枝針ケースに収納します。あと工程でこのケースが活躍します。

    上説明をムービー版で見れます。コチラからどうぞ →

    キス(小魚)用の枝針ケースです。 鉄板が内臓されており、ネオジム磁石を雑木輪切に埋め込んだ土台に固定できます。とっても利便性高いです。 さらにハリス長さに合わせてケース底を調整できるようにしています。 収納本数は約100本程度入ります。 剥がせるシールをケースに貼って針種類やハリスなどの情報を書き込んでご使用ください。

    枝針ケースの構成部品です。パイプの中には深さ調整用の円筒スポンジが入っています。

    円筒スポンジは鉛筆などで簡単に上下できます。

    枝針ケースは必要数を購入ください。キストーナメンターでは7個くらい使われています。

    収納状況です。逆さまにしても大丈夫です。剥がせるシールでラベルを貼ってお使いください。

    土台の裏側には磁石吸着用の鉄板が2枚付いています。

    土台に埋め込んでいるネオジム磁石に立てて使います。倒れる心配がありません。

    上説明をムービー版で見れます。コチラからどうぞ →

    ノズルに漁師結びしたループを連続で掛けていきます。 この装置の特徴はこの作業にあります。 ムービーでも紹介してますが慣れると快速かつストレスなく作業できるようです。 写真はラインが見えるように太い糸を使っています。 まずは実際の動きを作業ムービーでイメージを確認してからが解りやすいと思います。

    まずはライン挟みにラインを挟んでスタートになります。

    Uターンロッドに掛けて折り返してきます。往復の長さがエダス間隔になります。

    ココからは漁師結びの手順に沿ってラインを編みます。(輪の形成)

    輪を形成したら、輪のクロス部分を親指で押さえます。

    輪に右手親指を入れていきます。

    ラインを引き出して輪を大きく広げます。

    手首を返して輪を捻っていきます。

    さらに手首を返して輪を捻っていきます。

    ひっくり返された輪です。

    10 ひっくり返した輪の中からラインを取りにいきます。

    11 輪の中からラインを摘まみます。

    12 ラインを摘まみ上げておいて人差し指をもう一回潜らせようとしています。

    13 もう一回、輪の中からラインを摘まみにいこうとしています。

    14 最後に摘まむべきラインを摘まんだ状態です。

    15 奥のラインを摘まんだまま引き上げようとしています。

    16 ラインを摘みあげます。

    17 さらにラインを引き出してノズルへ運びます。

    18 漁師結びのハリスを通す部分をノズルに掛けます。

    19 ラインを丁寧に引いて軽く締めていきます。

    20 さらに結び目を丁寧に絞っていきます。

    21 結び目を絞り切った状態です。

    22 ラインを直接にUターンロッドに誘導していきます。

    23 再びラインがUターンロッドをターンしました。これを繰り返し「漁師結び」で掛けます。

    24 実際にはこのような感じになります。これで50本くらいの無限仕掛になります。

    漁師結びの連続掛けは、「漁師結び」覚えた上で、コチラの「ムービー」でも相互に確認して頂くと解りやすいかと思います。

    最後の作業です。枝針を結び付けていきます。・・・と同時に仕掛巻きに巻いていきます。 無限仕掛を作る場合は、この同時に仕掛巻きに巻いていく作業がポイントになります。

    1. 枝針ケースから枝針部品を抜き取ります。

    2. ノズルに枝針部品のハリスを差し込みます。

    3. 針をフック掛けに掛けます。ネオジム磁石を付けていますのでピタッと付きます。

    4. 漁師結びを細いノズルまで一旦引き上げて一方向に絞っておきます。正確な枝針間隔になります。

    5. ノズルの頂部でクキッという感じまで締めます。

    6. ラインを切って出来上がりですが、ハリスカッターで予め長さを合わせていればこの作業は不要です。

    7. 以上の繰り返しですが、無限仕掛の場合は仕掛巻に巻きながら作っていく必要があります。

    8. エダスにビーズを入れたい場合は、ビーズをハリスに通しておくだけです。

    9. ほとんどの市販ビーズ径よりもノズル径(φ1.5mm)が小さいため落ち込みません。

    枝針の結び付けは、個人個人でいろんな方法があります。 コチラの「ムービー」で相互に確認し参考にしてください。

    旧バージョンから進化してカスタム万能タイプとなりましたが、さらなる進化を求めて、引き続き「改造依頼」を受け付けていきますので、カスタマイズが必要な場合は お問い合わせ から連絡頂ければ検討致します。どうぞよろしくお願い致します。