「漁師結び」
▼代表的な作業イメージ

「装置全体写真」
▼真上から・・・・。

大きさは、横幅300mm、奥行230mm、高さ260mmです。コンパクトになりました。
▼前方上から・・・。

作業する目線からの写真です・・・。
▼右斜め上から・・・・。

右斜め上からの写真です。本体装置のみの場合です。右から2番目に立っているのがライン挟みです。2枚のゴムでラインを挟みます。5本針などの少ない針数で必需品ですので標準装備しています。
▼キス釣り基本オプション・・・・。

「本体装置」+「キス釣り基本オプション」の写真です。
▼喰わせサビキ基本オプション・・・・。

「本体装置」+「喰わせサビキ基本オプション」の写真です。
「漁師結びでラインを連続で掛けた状態」
▼漁師結びの連続掛け

漁師結びで連続的に掛けた写真です。ノズルに漁師結びで結んでは、Uターンロッドに掛けて往復して繰り返しノズルに結びます。したがってノズルとUターンロッドの距離を往復しますから、この間隔の2倍程度が枝針間隔になります。結び目が締まっていく長さが1cmほどあるので予め計算に入れておくとジャストの枝針間隔で作れます。
▼ノズル側の拡大写真

ノズルの外側を回すと徐々にラインの締め付けが掛かってしまいます。ラインの締め付けが掛からないように漁師結びで掛けたらそのままUターンロッドに直接にターンさせます。ライン張力が掛からないようにしないと50本掛けると50倍のライン張力で部品が曲がってしまいます。
▼Uターンロッド側の拡大写真

Uターンロッド側の拡大写真です。こちらは単に掛けてライン往復させているだけです。
「フックスタンド」と「ノズルスタンド」
▼メイン装置(フックスタンドとノズル)

仕掛を自作するためにメインの仕事をする重要な部分です。針を掛ける「フックスタンド」と、漁師結びを何十回も掛けていくノズルです。このフックとノズル先端までの長さを可変することでハリス長さを決めることができます。
▼フック側の説明

フック部分には円盤形状のネオジム磁石がついてます。大きい針から小さい針までピタッっと止まります。先端フック掛けの線径はφ1mmで超小針に対応しています。
▼ネオジム磁石と針

フック部分のネオジム磁石に針を付けました。
大きい針でもピタッっと止まります。
▼フック側の説明(上下移動)

フックの上下移動はこの2個のローレットツマミを回して上下することで調節します。
▼ノズル側の説明

ノズルの拡大写真です。カスタム万能タイプでは二段ノズルとなりました。太い方でノズル全体の強度を確保し、細い方で結び目を一方向に寄せながら締め込んで結び目を小さくした上で、ノズルから外して結び込むことにより、さらに枝針間隔が正確に作れるようになっています。
▼ノズルとビーズ

ビーズを付ける場合があると思います。ノズル内径は小さなビーズが落ち込まない径(内径φ1.5mm)としています。
▼ビーズ拡大

ノズルとビーズの拡大写真です。
▼結び目をノズル先端に移動して絞った瞬間

結び目をノズルの太い部分から細い部分に移動して一定の方向に結び目を絞って枝針間隔の距離精度を高めている瞬間です。
▼結び目をノズルから引き上げて結んだ瞬間

ノズルから結び目を引き上げて絞って結んだ瞬間です。
この時に結び目からの余り糸が出ないように予め計算されたハリス長さにカットしておくと切断手間もなくなります。ハリスカッターで正確に切断しておきましょう。
この時に結び目からの余り糸が出ないように予め計算されたハリス長さにカットしておくと切断手間もなくなります。ハリスカッターで正確に切断しておきましょう。
▼結び目に摩擦熱を発生させたくない場合

結び目に摩擦熱を発生させたくない場合は、写真のようにスポイド(ダイソー)で一滴だけ結び目に点滴してから結ぶとうまくいくようです。(参考情報です)
「Uターンロッド」
▼Uターンロッド

枝針間隔を調整する「Uターンロッド」です。ツマミを緩めるとアルミレール上を移動できます。位置を決めたらしっかりと締めてください。緩いと精度が悪くなります。
▼Uターンロッドのスライド

Uターンロッドをアルミレール上で移動するときは、このツマミを緩めて移動します。
▼Uターンロッドは脱着可能

Uターンロッドは脱着可能です。いろんなカスタマイズに活用ください。
▼複数のUターンロッドを立てると?

複数のUターンロッドを立てると枝針間隔が一つの仕掛けの中で可変させることが出来ます。例えば餌となる小魚を掛ける針とヒラメを掛ける針の2本セットで、このセットを繰り返し枝針を作る場合などにはUターンロッドが2本あると可能になります。
▼複数Uターンロッドのアップ写真

複数のUターンロッドを立てた場合のアップ写真です。
「ライン挟み」
▼ライン挟み

主に5本針などの仕掛けを専門に自作する人の必須部品です。モトスを挟んで止めてから作業スタートするためのものです。
本治具は、無限仕掛を作るために開拓しましたが、結果としては5本針などの枝針仕掛全般で愛用されています。
そこでこのライン挟みを標準セットとしています。細い糸から太い糸まで止める事が出来ます。ラインを直線的に止める事も出来るし、一回転回して強力に止めることも出来ます。
そこでこのライン挟みを標準セットとしています。細い糸から太い糸まで止める事が出来ます。ラインを直線的に止める事も出来るし、一回転回して強力に止めることも出来ます。
▼ライン挟み 拡大写真

ライン挟みの拡大写真です。
▼ライン挟み 挟む部分の拡大写真

2枚のゴムで挟みます。実は内部にもゴム部品が内臓しています。これによりラインに癖を付けることなく挟むことができます。
「アウトリガー」
▼まずは本体装置のゴム足の説明から・・

治具は、ラインを引いても倒れない安定性が必要です。このため本体装置にはゴム足がついています。
▼ゴム足の拡大写真

ゴム足の拡大写真です。質が良い滑りにくいゴムを使用しています。
▼粘着シート(ダイソー)

治具が動かない事は重要です。ゴム足の下にダイソーで売っている粘着シートを敷くとほとんど滑ることはなくなります。このシートは洗って繰り返し使えるので便利です。
▼アウトリガー全体写真

本体装置のゴム足だけではラインを引く方向によっては装置が倒れてしまいます。そこでアルミレール上のどこでも好きなところに取り付けられるアウトリガーを標準で取付けています。
▼アウトリガー全体写真

アウトリガーのゴム足の拡大写真です。
▼アウトリガー 取り外した状態

アウトリガーを取り外した状態です。アルミレールの好きな位置に移動して使ってください。
「ハリスカッター」
▼ハリスカッター全体写真

オプションのハリスカッターです。ハリスを計画した長さで効率良く正確に切断していきます。
このハリスカッターは、喰わせサビキなどの大型仕掛けのハリス切断には使用できませんので予めご了承ねがいます。
▼ハリスカッターで切断している瞬間

ハリスカッターのフック側に針を掛けて、カッター側の刃で切断しようとしている瞬間です。ラインを指で下に押さえる感じでプチンッと切断されます。
ハリスカッターの刃は、実質はほとんど交換が必要ないようですが、市販カッターナイフの刃を使っているため交換することは可能です。交換してみたい場合は怪我しないように注意して交換ください。
ハリスカッターの刃は、実質はほとんど交換が必要ないようですが、市販カッターナイフの刃を使っているため交換することは可能です。交換してみたい場合は怪我しないように注意して交換ください。
▼ハリス長さの調整

ハリスの切断長さを調整しています。正確な長さで切断できますので、あとの漁師結びした際に結び目からの余長が僅かしか出ないように予め計画しておくと切断する手間がなくなるので便利です。
▼ハリスカッター(フック側)

ハリスカッター(フック側)の拡大写真です。フック線材の線径はφ0.75mmとしており超小型サイズの針でも「かえし部分」を傷めません。
▼ハリスカッター(カッター側)

ハリスカッター(カッター側)の拡大写真です。カッターの刃は、半円形スリットに沈み込ませていますので簡単には指が刃に触れることはないかと思います。
大丈夫とは思いますが怪我するといけませんので、「本当に指が触れないという実験」はしないでください。
大丈夫とは思いますが怪我するといけませんので、「本当に指が触れないという実験」はしないでください。
「糸巻き台」
▼糸巻き台

肩身の狭~いお父さんの立場を重視して音静かに作業できるようにしました。敷いているのは単なるフェルトですが、これに行きつくまではほとんどの材料が不合格でした。
布などのループした繊維ではスムーズにラインが出ません。ゴムやスポンジなどは意外と全て不合格で、唯一見つけたのがこのフェルトです。
布などのループした繊維ではスムーズにラインが出ません。ゴムやスポンジなどは意外と全て不合格で、唯一見つけたのがこのフェルトです。
▼糸巻き台 ゴム足

糸巻き台にはラインを通す穴が開いています。この穴を通すことにより、例えば高さがあるボビン糸巻きでも倒れる事なく使えます。また、糸巻き台の裏側には滑り止めのゴム足が3カ所付いています。
「キス(小魚)用枝針ケース」
▼枝針ケースの拡大写真

キス(小魚)釣り用の枝針ケースです。特にキス釣り仕掛には重宝します。針サイズや、ハリス長さ、など種類毎でケース分けしておくと便利です。
キス釣り基本オプションでは1個を標準装備としています。必要に応じて別途数の単品購入をお願い致します。
キス釣り基本オプションでは1個を標準装備としています。必要に応じて別途数の単品購入をお願い致します。
▼針ケースの台座(ネオジム磁石で倒れず)

この枝針ケースは、底に鉄板が装着されており、台座にはネオジム磁石が埋め込まれていますので倒れないようになっています。別置きタイプとなりましたのでどこでも使いやすい場所に置いてご使用ください。
▼針ケースの台座(置いた状態)

この枝針ケースを台座に置いた状態です。
「カウンター」
▼カウンター

無限仕掛けを作る場合には必須アイテムです。
50本仕掛けになるとカウンターで数えないと何回結んだかわからなくなります。
「延長レール」
▼延長レール

「喰わせサビキ」のように枝針間隔が長い仕掛けを作る時には延長レールを継ぎ足す事が出来ます。
1本継ぎ足す毎に枝針間隔はプラス500mmのアップとなります。
▼延長レールを連結した状態

延長レールを連結した状態です。イモネジが付いているので六角レンチで締めて固定します。
▼喰わせサビキ基本オプション(延長レール2本)

喰わせサビキ基本オプションでの延長レール2本の継ぎ足しです。
▼喰わせサビキ用の改造依頼(依頼者の釣果①)

喰わせサビキの改造依頼をされた方の釣果です。喰わせサビキってとんでもないものが釣れるんですね。
▼喰わせサビキ用の改造依頼(依頼者の釣果②)

喰わせサビキの改造依頼をされた方の釣果②です。
▼喰わせサビキ用の仕掛(依頼者さんからの写真)

喰わせサビキの改造依頼をされた方から提供して頂いた仕掛写真です。旧handmadetool無限仕掛の改造治具での作品です。
「直列配列にしたことで枝針間隔の下限が約5cmに!」
▼直列配列

カスタム万能タイプでは、「ノズルスタンド」と「Uターンロッド」が同じアルミレール上に配列になりました。
これにより配置距離が最短に出来るため、枝針間隔の下限値が約5cm(正確には53mm程度)まで短くすることが出来るようになりました。
「枝針間隔の下限が約5cmという依頼(鮎の仕掛け)」
▼アユ釣り用の仕掛けの依頼

もともと直列配列になった背景は、アユ釣り仕掛用の改造依頼があった時からです。なんとキス釣りでは考えられない枝針間隔5cmという要求事項でした。無事改造して任務完了となってます。
その時に渡した改造品での使用状況写真を提供して頂きました。鮎用とは毛針のようです。
その時に渡した改造品での使用状況写真を提供して頂きました。鮎用とは毛針のようです。
▼アユ釣り用の改造依頼(活用状況)

そして鮎用の仕掛けの活用状況です。それにしてもカッコいい作業空間ですね。
この時の改造での試行錯誤が現在の「カスタム万能タイプ」の原型になっています。
ただし「喰わせサビキ」のように青物が相手の場合はハーフヒッチでさらに編み込みするそうです。